2021年、コロナ禍の「千鳥ヶ淵の桜」

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田安門から眺めた千鳥ヶ淵

徳川家康が、江戸入府したのは天正18年(1590)。相当数の家臣団を伴うため、まず飲料水確保が重要課題でした。そこで、家康がとった策は、江戸城の周りの小河川を堰き止め飲料水用ダム建設でした。
それが千鳥ヶ淵と牛ヶ淵です。
名前の由来は,壕がチドリの羽根を広げた形に似ていることから、千鳥ヶ淵
牛ヶ淵は、『江戸名勝志』に、「九段坂脇の御堀をいふ、昔此処へ銭を積みたる牛落ちてその牛落ちてその牛死せよりの名といふ」とあります。
田安門から、千鳥ヶ淵の桜を見物しました。今年の桜は開花が早く、散るのも早いようです。お堀の水に桜の花びらが敷かれていました。

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千鳥ヶ淵付近は桜の名所として有名で、桜の季節になると多くの人で賑わいます。

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今年は、コロナ禍で、桜まつりは中止になっています。
でも、たくさんの人が花見にみえていました。いつもなら、お堀でボートを楽しむ人が多いですが、ボートの姿もありません。
遠くから少しピンクかかった雲のような桜を見つめていました。