人形町通りの「からくり櫓」
人形町に来て、賑やかな人形町通りを歩くと、いつも気になるのが、「からくり櫓」です。
2基あります。
▼水天宮の近くにあるのが「からくり櫓 ― 江戸落語」です。
高さは6m50㎝。江戸の賑わいを表現している絵などが飾られています。
「からくり櫓」ということで、からくりで動くようです。
残念ながら、まだ見たことがりません。
「11時から19時までの1時間おきに動き出します。」ということです。演じる時間は「約2~3分」とのこと。
きちんと時間合わせて見ないといけないですね。
どんな動きだろうと、ネットで探してみました。
時間が来ると、落語の出囃子が流れ、幕がからりと開いて噺家さんが現れます。
もちろん人形なおでしょうね。落語を一席するのかと思いましたが、時間がないですね。
「人形町の由来」が語られるようです。
そして、それに合わせて、上段の絵がくるりと回り、
下からは、天秤棒の魚屋、道具箱を担いだ大工のお兄さん、華やかな芸者さん、大店の旦那さんなど、江戸の活気を支えた人々が登場するようです。
▼道を渡って、交差点の方に少し行くと、「からくり櫓 ― 町火消し」があります。
高さは7m55㎝。
こちらは、火消し衆が回り出し木遣りが流れると、上段の絵が回転し、纏持ちが「は組」の纏を振り込むようです。
江戸時代に人形町界隈は、町火消しいろは四十八組中の「は組」が受け持っていたので、「は組」の纏です。
そして、屋根がせり上がると、登場するのは・・・梯子乗り、だそうです。
時間は短いですが、どちらも、ぜひ一度しっかり見たいものです。