浅草寺の石橋・都内最古の橋

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元和4年(1618)に、浅草寺境内に東照宮が建てられた時、参道にかけられた都内最古の橋です。
日光東照宮の神橋になぞられて造ったものだと言われています。

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日光東照宮が出来たのは元和4年4月17日、同時に浅草寺境内にも東照宮を造り、家康を祀る東照宮を江戸浅草にも造り、一般町民にも参拝させようとしました。
その時、本殿・随身門・唐門、石橋などを造りましたが、寛永19年(1642)2月19日浅草寺本堂が焼失した時、類焼し焼け残ったのが、この石橋と現在の二天門でした。

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多くの人が歩いてへこんだのだろう石

今は、渡れませんが、石橋のへこみぐあいが、多くの人が歩いた歴史を感じさせて、惹かれます。

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鯉が緋鯉とか錦鯉とか山吹黄金とかたくさんいます。

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石橋と鯉を眺めて、後ろを振り返ると、滝の風景があります。見事です。とても東京とは思えません。

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